はじめまして、この度2009年7月にさくら歯科クリニックを開院することになりました院長の藤城治義です。

平成6年愛知学院大学歯学部を卒業後、同大学病院歯周病学講座に在籍、名古屋の開業歯科医院に勤務、その後、地元豊橋で父の経営する藤城歯科医院を手伝っておりました。昭和16年に祖父が開業した歯科医院です。私が入ったことで一時ではありますが三世代での歯科診療も経験いたしました。

この度、祖父の時代から68年間お世話になった広小路から移転新築、様々な医療機器を導入し、藤城歯科医院からさくら歯科クリニックと医院名を改め、豊橋市前田南町に新規開業し新しくスタートするはこびとなりました。

さくら

医院名の由来

豊橋市立中部中学校卒業後、愛知県立時習館高等学校に入学しました。そして、3年間お世話になった先生から愛知学院大学歯学部に合格した春に1本のの苗木を頂きました。あれから20年以上たち、今では毎年春になると実家で上の写真にあるような鮮やかな花をつけて楽しませてくれます。その花を見る度にその頃の初心が思い出されます。いつまでも初心を忘れぬよう桜にあやかり、「さくら歯科クリニック」と医院名をつけました。

医院正面玄関横にはさくら歯科クリ二ックのシンボルツリーのさくらんぼの木が植樹されています。

「愛知学院大学歯学部歯周病科非常勤助教」

現在、愛知学院大学歯学部非常勤助教として学生指導のお手伝いをさせていただいております。

「大学での仕事」

卒後、臨床研修医、学生指導、外来治療、骨粗鬆症と歯周病の関係の研究、第40回秋季日本歯周病学会発表「閉経後成人女性の骨粗鬆症所見と歯周病との関係」、アメリカ歯周病学会参加などを経験しました。そのころ歯周病科の研究は、歯周ポケットへの薬剤局所投与法の開発、歯周組織の再生療法、レーザーによる治療法開発、歯周組織破壊のメカニズムを生化学的、細菌学的、病理学的、免疫学的な見地からの研究が多くの優秀な先生方のもとなされておりました。 医局は野口教授のもととても活気に満ちていました。そのころは、フラップ手術、GTR法が盛んで、インプラント手術はこれからという時期でした。

「愛学の歴史」

私の出身大学の愛知学院大学歯学部は、新制大学制度発足後、日本で最初の私立大学歯学部として1961年(昭和36年)に創設されました。現在中部地区で最大級の規模と充実した内容を持つ私立の総合大学です。大学では、報恩感謝、行学一体の精神を学びました。また、永平寺に1泊2日で座禅修行をさせていただいた思い出があります。