キシリトール

キシリトールは砂糖に匹敵する甘味で、唾液の分泌を刺激し、お口の中のカルシウムや重炭酸塩を増大させ、歯の脱灰防止、歯の再石灰化の促進により虫歯の発生を抑制します。

また、キシリトールはインシュリン非依存的に代謝されるので血糖値に影響しません。

虫歯菌であるミュータンス菌の糖質代謝を阻害します。

体重1Kgあたり1g程度の摂取でおなかが緩くなることがあります。

乳幼児のむし歯予防では、ミュータンス菌が感染しやすい19ヵ月~31ヵ月(感染の窓の時期)に乳幼児にあたえるのではなく母親など菌を伝播しやすい方がキシリトールを摂取するとよいでしょう。