歯ぎしり

歯ぎしりは、ギリギリと上下の歯を横にすり合わせたり、上下の歯を噛みこんだり、細かくカチカチ咬み合わせたりする症状です。現在のところ最大の原因はストレスだという説が有力です。寝ているときに歯ぎしりのひどい人で約7時間のうち40分歯ぎしりをする人もいるそうです。正常の方でも、10分程度しているそうです。日中にも仕事に集中しているときや緊張しているときに、無意識に噛みしめています。この様な時はなるべくあごの筋肉をリラックスさせて、上の歯と下の歯を当てないように心掛けるとよいでしょう。歯ぎしりの問題点としては、肩こりや片頭痛、あごの疲れ、口の中では歯が擦り減ったり、被せ物が取れたり、割れたりすることがあります。知覚過敏も起こる場合があります。また、顎関節症や、歯周病の悪化や睡眠時無呼吸症候群の関連も指摘されています。

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治療法としては夜間マウスピースを装着して咬む力を分散させ、日中はなるべく上下の歯を食いしばっていると感じたら上下の歯を離すとよいでしょう。

子供の歯ぎしりは、成長過程の一環で歯の生え換わりやあごの発育に必要なものであり、ほとんどの場合自然におさまります。