平成21年学校保健統計調査より

平成21年学校保健統計調査によると、虫歯がある者の割合(処置完了者を含む)は、幼稚園児46.5%、小学生61.8%、中学生52.9%、高校生62.2%でした。

年齢別にみると9歳児が一番多い割合で68.4%でした。

5歳から9歳まで虫歯のある者の割合が増えていき、9歳(68.4%)でピークになりそこから12歳(49.7%)まで下がるものの、17歳(66.5%)までまた割合が上がっています。

12歳(中学1年)の永久歯の1人当たりの虫歯等数(喪失歯、処置歯数を含む)は、平成元年は4.30本だったのが、平成21年は1.40本と過去最低となっています。これは公衆衛生の普及、保護者の意識の変化、歯科医師の啓蒙活動などがあるかと思います。

しかし、歯肉炎については中学、高校と年齢が上がるにつれ割合が上がっていきます。